株式投資をはじめる前に
株を考えている人

株をはじめる前に知っておかなければならないことが色々あります。とても大切な事ですので是非、目を通してください。当サイトでは、株に興味をお持ちの初心者の方に、わかりやすく説明していきます。

海外投資家が株式投資で参考にする簿価について

株主とはその企業の資産を保有する人です。
例えば、会社の資産が1億円で発行済み株式数の20%を保有していれば、1億円の20%である2000万円の資産を保有していることになり、株価の適正価格は2000万円ということになります。
外食産業などで決算が赤字のため、大幅に店舗を削減することで、黒字になったとしても、企業の資産が株価の適正価格を決めますので、店舗を大幅に削減することで資産が減り、適正価格は下がることになります。だからと言って、赤字の店舗を放置しておけば、資産が毎年、減ることになり、倒産してしまえば、資産がほとんどなくなるので、大幅な店舗削減によって黒字にすることは、悪いことではありません。
海外投資家は決算の内容だけでなく、企業の資産を重要視する傾向があるといえます。そのため、決算報告書によって利益だけでなく簿価も参考にします。
簿価とは会計帳簿に記録された資産と負債の評価額のことです。海外投資家にとって簿価を調べれば、企業の資産がわかり、発行済株式数から株価の適正価格を算出することができます。
ただし、簿価の金額はすべて現金というわけではありません。株や不動産などの変動する資産も含まれるので、決算の業績が前年と変わらなくても、資産が増えたり減ったりします。企業の業績より簿価で過小評価されていると見込んで投資する海外投資家もいます。また、世界的な金融危機などのマクロ経済の悪化から保有する株や不動産の価格が著しく下落することで、大きな損益が出れば、減損損失として計上するため、決算に悪影響を及ぼします。企業の業績だけでなく、マクロ経済による影響をどの程度受けるのか簿価の内訳をしっかり分析するのも投資判断としては重要なことといえます。